

KYPROLIS 卡非佐米冻干粉注射剂

通用中文 | 卡非佐米冻干粉注射剂 | 通用外文 | carfilzomib |
品牌中文 | 品牌外文 | KYPROLIS | |
其他名称 | カイプロリス点滴静注用 靶点蛋白酶体 | ||
公司 | 小野(Onokazu) | 产地 | 日本(Japan) |
含量 | 40mg | 包装 | 1瓶/盒 |
剂型给药 | 储存 | 2度-8度(冰箱冷藏,禁止冷冻) | |
适用范围 | 多发性骨髓瘤 曾接收至少硼替佐米和一种免疫药之后。 |
通用中文 | 卡非佐米冻干粉注射剂 |
通用外文 | carfilzomib |
品牌中文 | |
品牌外文 | KYPROLIS |
其他名称 | カイプロリス点滴静注用 靶点蛋白酶体 |
公司 | 小野(Onokazu) |
产地 | 日本(Japan) |
含量 | 40mg |
包装 | 1瓶/盒 |
剂型给药 | |
储存 | 2度-8度(冰箱冷藏,禁止冷冻) |
适用范围 | 多发性骨髓瘤 曾接收至少硼替佐米和一种免疫药之后。 |
KYPROLIS(carfilzomib)无菌冻干粉是一种获批上市的蛋白酶体抑制剂,-为治疗多发性骨髓瘤患者,患者曾接收至少两 种既往治疗包括硼替佐米和一种免疫调节药和曾证实疾病进展或末次治疗完成的60天内。批准是根据反应率。尚未证明临床获益,例如活存或症状改善。
KYPROLIS(卡非佐米 carfilzomib)注射用,为静脉使用
美国初次批准:2012
作用机制
Carfilzomib是一种四肽基环氧骨架蛋白酶体抑制剂不可逆地结合至20S蛋白酶体含苏氨酸N-端活性部位,26S蛋白酶体内蛋白水解核心颗粒。Carfilzomib有抗增殖和凋亡活性在体外在实体和血液学中粒细胞。在动物中,carfilzomib抑制蛋白酶体活性在血液和组织和在多发性骨髓瘤,血液学,和实体瘤模型中延迟肿瘤生长。
适应证和用途
KYPROLIS是一种蛋白酶体抑制剂适用为治疗多发性骨髓瘤患者,患者曾接收至少两种既往治疗包括硼替佐米和一种免疫调节药和曾证实疾病进展或末次治疗完成的60天内。批准是根据反应率。尚未证明临床获益,例如活存或症状改善。
剂量和给药方法
(1)每周连续2天历时2至10分钟静脉给药共三周(第1,2,8,9,15,和16天),接着12-天休息期(第17至28天)。
(2)推荐疗程1剂量是20 mg/m2/day和如果耐受增加第2疗程剂量和随后疗程剂量至27 mg/m2/day。
(3)给药前和后水化患者。
(4)在所有第1疗程剂量前用地塞米松预先给药。在第一疗程剂量递增期,和如果发生或再次出现输注反应症状时。
(5)根据毒性修改给药。
剂型和规格
单次使用小瓶:60mg无菌冻干粉
禁忌证
无
警告和注意事项
(1)心脏不良反应包括心衰和缺血:监视心脏并发症。及时治疗和中止KYPROLIS。
(2)肺动脉高压:如果怀疑中止给药。
(3)肺部并发症:监视和立即处理呼吸困难,中断KYPROLIS 直至症状已解决或恢复至基线。
(4)输注反应:用地塞米松预先给药预防。
(5)忠告患者如果发生症状立即寻医学注意。
(6)血小板减少:监视血小板计数;当临床上指示减低或中断给药。
(8)胚胎胎儿毒性:KYPROLIS可致胎儿危害。有生育能力女性当正在治疗时应避免成为妊娠。
不良反应
最常报道的不良反应(发生率 ≥ 30%)是疲乏,贫血,恶心,血小板减少,呼吸困难,腹泻,和发热.
作成又は改訂年月
**
2017年5月改訂
(第3版)
*
2016年8月改訂
日本標準商品分類番号
874291
日本標準商品分類番号等
用法・用量追加年月(最新)**2017年5月
国際誕生年月2012年7月
薬効分類名
─抗悪性腫瘍剤─
プロテアソーム阻害剤
承認等
販売名
カイプロリス点滴静注用10mg
販売名コード
4291433D1026
承認・許可番号
承認番号22800AMX00429
商標名KYPROLIS
薬価基準収載年月
*2016年8月
販売開始年月
*2016年8月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、2〜8℃保存
使用期限
**,*外箱に表示(3年)
規制区分
毒薬
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量注1)(1バイアル中)
カルフィルゾミブ 10mg
添加物注2)(1バイアル中)
スルホブチルエーテルβ-シクロデキストリンNa 533mg
無水クエン酸 10.2mg
pH調節剤 適量
注1):本品は注射液吸引時の損失を考慮して、6.5%過量充填されているので、実充填量は各々10.7mg、42.6mgである。
注2):過量充填した実充填量を示している。
性状
剤形 |
注射剤(バイアル) |
pH |
3.2〜3.8 |
浸透圧比 |
約1.1 |
性状 |
白色〜灰白色の塊又は粉末、凍結乾燥品 |
販売名
カイプロリス点滴静注用40mg
販売名コード
4291433D2022
承認・許可番号
承認番号22800AMX00430
商標名KYPROLIS
薬価基準収載年月
*2016年8月
販売開始年月
*2016年8月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、2〜8℃保存
使用期限
**,*外箱に表示(3年)
規制区分
毒薬
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量注1)(1バイアル中)
カルフィルゾミブ 40mg
添加物注2)(1バイアル中)
スルホブチルエーテルβ-シクロデキストリンNa 2130mg
無水クエン酸 40.9mg
pH 調節剤 適量
注1):本品は注射液吸引時の損失を考慮して、6.5%過量充填されているので、実充填量は各々10.7mg、42.6mgである。
注2):過量充填した実充填量を示している。
性状
剤形 |
注射剤(バイアル) |
pH |
3.2〜3.8 |
浸透圧比 |
約1.1(本品1バイアルに注射用水20mLを加えて溶かした液) |
性状 |
白色〜灰白色の塊又は粉末、凍結乾燥品 |
一般的名称
カルフィルゾミブ製剤
警告
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識と経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される患者についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与を開始すること。
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能又は効果
効能又は効果に関連する使用上の注意
本剤による治療は、少なくとも1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とすること。
臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
再発又は難治性の多発性骨髄腫
用法及び用量
レナリドミド及びデキサメタゾン併用の場合:
通常、成人には1日1回、本剤を1、2、8、9、15及び16日目に点滴静注し、12日間休薬する。この28日間を1サイクルとし、12サイクルまで投与を繰り返す。13サイクル以降は、1日1回、1、2、15及び16日目に本剤を点滴静注し、12日間休薬する。本剤の投与量はカルフィルゾミブとして、1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/m2(体表面積)、それ以降は27mg/m2(体表面積)とし、10分かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
**デキサメタゾン併用の場合:
通常、成人には1日1回、本剤を1、2、8、9、15及び16日目に点滴静注し、12日間休薬する。この28日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。本剤の投与量はカルフィルゾミブとして、1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/m2(体表面積)、それ以降は56mg/m2(体表面積)とし、30分かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
本剤を単独投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
**レナリドミド又はデキサメタゾンの投与に際しては、「臨床成績」の項の内容を熟知し、投与すること。また、併用薬剤の添付文書を熟読すること。
**レナリドミド又はデキサメタゾン以外の抗悪性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していない。
体表面積が2.2m2を超える患者では、体表面積2.2m2として投与量を算出すること。
**レナリドミド及びデキサメタゾン併用の場合、本剤を18サイクルを超えて投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
クレアチニンクリアランス(Ccr)が15mL/分未満となった場合には、本剤を休薬すること。Ccrが15mL/分以上まで回復した場合には、投与の再開を検討すること。透析を要する場合には、再開時の用量として20mg/m2を超えないこととし、また透析後に投与すること。
**本剤の投与については、以下に従って、適切に休薬、減量又は投与中止の判断を行うこと。
血液毒性(Grade4*の血小板減少、リンパ球減少、貧血又はGrade3*以上の好中球減少)又はGrade3*以上の非血液毒性(脱毛症又はGrade3*の悪心・嘔吐、下痢及び疲労を除く)に該当する副作用が発現した場合には、回復するまで本剤を休薬する。休薬後に投与を再開する場合には、本剤による有益性と危険性を慎重に検討した上で下記を目安として減量等を考慮する。なお、再び副作用が発現し、休薬後に投与を再開する場合には、下記を目安として本剤を減量又は投与中止すること。
*:NCI-CTCAE v4.0
レナリドミド及びデキサメタゾン併用
副作用発現時の投与量:27mg/m2
投与再開時の投与量目安:20mg/m2
副作用発現時の投与量:20mg/m2
投与再開時の投与量目安:15mg/m2
副作用発現時の投与量:15mg/m2
投与再開時の投与量目安:投与中止
デキサメタゾン併用
副作用発現時の投与量:56mg/m2
投与再開時の投与量目安:45mg/m2
副作用発現時の投与量:45mg/m2
投与再開時の投与量目安:36mg/m2
副作用発現時の投与量:36mg/m2
投与再開時の投与量目安:27mg/m2
副作用発現時の投与量:27mg/m2
投与再開時の投与量目安:投与中止
注射剤の調製方法
本剤は、10mg製剤の場合は5mL、40mg製剤の場合は20mLの注射用水で溶解して2mg/mLの濃度とした後、体表面積から計算した必要量を5%ブドウ糖液にて希釈すること。(「適用上の注意」の項参照)
使用上の注意
慎重投与
心障害を合併している患者又はその既往歴がある患者〔症状が悪化又は再発するおそれがある。(「重大な副作用」の項参照)〕
重度の肝機能障害のある患者〔使用経験が少ない。(「薬物動態」の項参照)〕
重要な基本的注意
肝不全、AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、本剤の投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。(「重大な副作用」の項参照)
骨髄抑制があらわれることがあるので、本剤の投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。(「重大な副作用」の項参照)
QT間隔延長があらわれることがあるので、本剤の投与開始前及び投与中は定期的に心電図検査及び電解質検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。また、必要に応じて、電解質(カリウム、マグネシウム、リン等)を補正するとともに、QT間隔延長等の不整脈が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
副作用
副作用等発現状況の概要
〈レナリドミド及びデキサメタゾン併用〉
・再発又は難治性の多発性骨髄腫を対象とした国内第I相試験(ONO-7057-05試験)において、本剤が投与された26例中26例(100%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。主な副作用(10%以上)は、血小板減少12例(46.2%)、リンパ球減少11例(42.3%)、高血糖10例(38.5%)、ALT(GPT)増加7例(26.9%)、発疹7例(26.9%)、便秘6例(23.1%)、筋痙縮6例(23.1%)、低リン酸血症5例(19.2%)、白血球増加5例(19.2%)、AST(GOT)増加4例(15.4%)、好中球減少4例(15.4%)、好中球増加4例(15.4%)、発熱4例(15.4%)、末梢性ニューロパチー4例(15.4%)、血中ビリルビン増加4例(15.4%)、白血球減少4例(15.4%)、高カリウム血症3例(11.5 %)、低カリウム血症3例(11.5%)、悪心3例(11.5%)、高血圧3例(11.5%)、下痢3例(11.5%)、肺炎3例(11.5%)、上気道の炎症3例(11.5%)、味覚異常3例(11.5%)、紅斑3例(11.5%)、血中コレステロール増加3例(11.5%)、ヘモグロビン減少3例(11.5%)及び低ナトリウム血症3例(11.5%)であった。(承認時)
・再発又は難治性の多発性骨髄腫を対象とした海外第III相試験(PX-171-009試験)において、本剤が投与された392例中332例(84.7%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。主な副作用(10%以上)は、好中球減少142例(36.2%)、貧血104例(26.5%)、血小板減少99例(25.3%)、疲労88例(22.4%)、下痢74例(18.9%)、筋痙縮72例(18.4%)、不眠症56例(14.3%)、気道感染50例(12.8%)、低カリウム血症43例(11.0%)、高血糖41例(10.5%)及び無力症41例(10.5%)であった。(承認時)
**〈デキサメタゾン併用〉
・再発又は難治性の多発性骨髄腫を対象とした国際共同第III相試験(2011-003試験)において、本剤が投与された463例(日本人22例含む)中404例(87.3%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。主な副作用(10%以上)は、血小板減少126例(27.2%)、貧血107例(23.1%)、疲労97例(21.0%)、不眠症93例(20.1%)、呼吸困難74例(16.0%)、下痢69例(14.9%)、高血圧62例(13.4%)、悪心57例(12.3%)、無力症55例(11.9%)、末梢性ニューロパチー49例(10.6%)、リンパ球減少48例(10.4%)、発熱48例(10.4%)及び高血糖47例(10.2%)であった。(承認時)
副作用の頻度については、海外第III相試験(PX-171-009試験)及び国際共同第III相試験(2011-003試験)の成績に基づき記載した。
※:PX-171-009試験及び2011-003試験以外で報告された副作用については頻度不明とした。
重大な副作用
**心障害
心不全(2.7%)、QT間隔延長(0.1%)、心筋梗塞(0.1%)、心嚢液貯留(0.1%)、心膜炎(頻度不明※)等の心障害があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**間質性肺疾患
間質性肺疾患(0.9%)(肺臓炎(0.5%)、間質性肺炎(0.4%)、急性呼吸窮迫症候群、急性呼吸不全(いずれも頻度不明※)等)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**肺高血圧症
肺高血圧症(0.5%)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、呼吸困難、胸痛等の症状があらわれた場合には、本剤の投与を中止するとともに、他の病因(胸水、肺水腫等)との鑑別診断を実施した上で、適切な処置を行うこと。
**肝不全、肝機能障害
肝不全(0.1%)、AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害(6.1%)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**急性腎不全
急性腎不全(1.8%)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**腫瘍崩壊症候群
腫瘍崩壊症候群(0.7%)があらわれることがあるので、血清中電解質濃度及び腎機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置(生理食塩水、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。
**骨髄抑制
血小板減少(26.3%)、貧血(24.7%)、好中球減少(20.1%)、リンパ球減少(6.9%)、白血球減少(5.3%)、発熱性好中球減少(1.6%)等の骨髄抑制があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
Infusion reaction
発熱、悪寒、関節痛、筋痛、顔面潮紅、顔面浮腫、嘔吐、脱力、息切れ、低血圧、失神、胸部絞扼感、狭心症等を含むInfusion reaction(頻度不明※)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。なお、本剤の投与前にデキサメタゾンの経口又は静脈内投与を考慮すること。
**血栓性微小血管症
血栓性血小板減少性紫斑病(0.1%)、溶血性尿毒症症候群(頻度不明※)等の血栓性微小血管症があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、破砕赤血球を伴う貧血、血小板減少、腎機能障害等が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**可逆性後白質脳症症候群、脳症
可逆性後白質脳症症候群(0.2%)、脳症(頻度不明※)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、可逆性後白質脳症症候群、脳症が疑われる症状(痙攣、頭痛、意識障害、錯乱、視覚障害等)が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**高血圧、高血圧クリーゼ
高血圧(10.3%)、高血圧クリーゼ(0.2%)があらわれることがあるので、血圧の推移等に十分注意し、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。高血圧クリーゼがあらわれた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**静脈血栓塞栓症
深部静脈血栓症(3.5%)、肺塞栓症(2.0%)等の静脈血栓塞栓症があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**出血
胃腸出血(0.4%)、頭蓋内出血(0.1%)等の出血があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**感染症
肺炎(6.3%)、敗血症(1.2%)等の重篤な感染症があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行うこと。
**消化管穿孔
消化管穿孔(0.1%)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
以下の副作用が認められた場合には、症状にあわせて適切な処置を行うこと。
**血液及びリンパ系障害
1%未満
白血球増加、好中球増加、リンパ球増加、骨髄球数増加、好酸球増加、単球増加、単球減少、溶血、リンパ節痛、播種性血管内凝固、FDP増加
**心臓障害
1%以上5%未満
動悸、頻脈
心臓障害
1%未満
心房細動、徐脈、大動脈弁石灰化、心室性不整脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心房粗動
耳及び迷路障害
1%以上5%未満
回転性めまい
**耳及び迷路障害
1%未満
耳鳴、難聴
内分泌障害
1%以上5%未満
クッシング様症状
**内分泌障害
1%未満
副腎機能不全、アジソン病、甲状腺障害、ステロイド離脱症候群
内分泌障害
頻度不明※
アミラーゼ増加
眼障害
1%以上5%未満
霧視、白内障、視力障害
**眼障害
1%未満
眼乾燥、失明、眼刺激、眼瞼浮腫、眼窩浮腫、緑内障、角膜炎、流涙増加、夜盲、視神経乳頭浮腫、網膜剥離、視力低下、硝子体浮遊物、眼圧上昇、眼瞼炎
**胃腸障害
5%以上
嘔吐、悪心、下痢、便秘
**胃腸障害
1%以上5%未満
腹痛、腹部膨満、腹部不快感、胃炎、消化不良、口内炎
**胃腸障害
1%未満
胃食道逆流性疾患、胃腸障害、歯痛、便習慣変化、変色便、おくび、唾液腺腫大、放屁、食道炎、血便排泄、嚥下障害、胃腸毒性、消化管運動障害、心窩部不快感、膵炎、大腸炎、口の錯感覚、痔核、口唇乾燥、口唇腫脹、口内乾燥、口腔障害、歯肉腫脹、変色歯、呼気臭
全身障害
5%以上
疲労、無力症、末梢性浮腫、発熱
全身障害
1%以上5%未満
倦怠感、悪寒、粘膜の炎症、浮腫、顔面浮腫、末梢腫脹、注射部位疼痛、胸痛
**全身障害
1%未満
疼痛、注射部位反応、注入部位血管外漏出、注入部位硬結、注入部位腫脹、注入部位炎症、注入部位小水疱、胸部不快感、異常感、びくびく感、歩行障害、インフルエンザ様疾患、全身健康状態低下、早期満腹、全身性浮腫、圧痛、温度変化不耐症、硬結、不快感、薬物不耐性、腫脹、溢出、潰瘍
全身障害
頻度不明※
多臓器不全
**肝胆道系障害
1%未満
急性胆嚢炎、胆汁うっ滞
**免疫系障害
1%未満
薬物過敏症、低γグロブリン血症、サイトカイン放出症候群、免疫不全症
代謝及び栄養障害
5%以上
食欲減退、高血糖、低カリウム血症
**代謝及び栄養障害
1%以上5%未満
糖尿病、低マグネシウム血症、低カルシウム血症、高尿酸血症、体液貯留、低リン酸血症
**代謝及び栄養障害
1%未満
食欲亢進、高カリウム血症、高カルシウム血症、血中コレステロール増加、高脂血症、高リン酸塩血症、低アルブミン血症、高ナトリウム血症、低ナトリウム血症、低血糖症、アシドーシス、電解質失調、脱水、痛風、低蛋白血症、テタニー、血中リン増加、血中リン減少、血中クロール増加、血中重炭酸塩減少、血液量増加症
筋骨格系及び結合組織障害
5%以上
筋痙縮、筋力低下
筋骨格系及び結合組織障害
1%以上5%未満
四肢痛、関節痛、筋肉痛、骨痛、ミオパチー
**筋骨格系及び結合組織障害
1%未満
背部痛、筋骨格痛、筋骨格系胸痛、筋骨格不快感、筋萎縮症、骨粗鬆症、関節炎、鼡径部痛、関節滲出液、関節腫脹、頚部痛、変形性関節症、骨壊死、肩回旋筋腱板症候群、腱障害、筋骨格硬直、四肢不快感
**精神・神経系障害
5%以上
末梢性ニューロパチー、不眠症、頭痛
**精神・神経系障害
1%以上5%未満
浮動性めまい、振戦、味覚異常、不安、錯感覚、感覚鈍麻、記憶障害、傾眠、睡眠障害、多発ニューロパチー、激越、錯乱状態、易刺激性、気分変化、落ち着きのなさ、うつ病
**精神・神経系障害
1%未満
片頭痛、嗜眠、譫妄、平衡障害、脳血管発作、無嗅覚、反射消失、灼熱感、馬尾症候群、注意力障害、体位性めまい、異常感覚、筋緊張亢進、神経痛、不全対麻痺、精神運動亢進、失神、認知障害、下肢静止不能症候群、中毒性ニューロパチー、言語障害、感情障害、失見当識、転導性、多幸気分、リビドー亢進、躁病、神経過敏、人格変化、異常行動、精神障害
**腎及び尿路障害
1%未満
腎機能障害、頻尿、高窒素血症、慢性腎臓病、排尿困難、血尿、尿失禁、蛋白尿、BUN減少、血中クレアチニン減少
生殖系及び乳房障害
1%未満
骨盤痛、勃起不全、血中テストステロン減少
呼吸器障害
5%以上
呼吸困難
呼吸器障害
1%以上5%未満
咳嗽、発声障害、口腔咽頭痛、しゃっくり
**呼吸器障害
1%未満
胸水、慢性閉塞性肺疾患、喀血、低酸素症、鼻閉、胸膜障害、頻呼吸、咽喉絞扼感、喘息、気道の炎症、気道潰瘍、鼻漏
**皮膚及び皮下組織障害
1%以上5%未満
発疹、紅斑、そう痒症、多汗症、斑状丘疹状皮疹
**皮膚及び皮下組織障害
1%未満
皮膚炎、日光角化症、急性熱性好中球性皮膚症、脱毛症、多毛症、間擦疹、寝汗、冷汗、ざ瘡、脂肪織炎、手掌・足底発赤知覚不全症候群、全身性皮疹、皮膚変色、皮膚剥脱、皮膚乾燥、顔面腫脹、蕁麻疹、紫斑、爪の障害、紅色症、毛髪成長異常
血管障害
1%以上5%未満
ほてり、低血圧、潮紅、静脈炎
**血管障害
1%未満
リンパ浮腫、血管痛、静脈瘤、血管脆弱化、蒼白、充血、血腫
**その他
1%以上5%未満
体重増加、体重減少、LDH増加
**その他
1%未満
挫傷、大腿骨骨折、寛骨臼骨折、急性骨髄性白血病、結腸腺癌、基底細胞癌、骨髄異形成症候群、良性副甲状腺腫瘍、扁平上皮癌、膵新生物、皮膚血管腫、CRP増加、血中CK(CPK)増加
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。また、妊娠可能な女性及びパートナーが妊娠する可能性のある男性に対しては、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること。〔妊娠ウサギの器官形成期に臨床用量を下回る用量のカルフィルゾミブ0.8mg/kg(9.6mg/m2)を投与したところ、胚・胎児死亡率の増加及び生存胎児体重の減少が認められた。〕(「その他の注意」の項参照)
授乳婦には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔ヒト乳汁中への移行は不明である。〕
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
適用上の注意
調製時
使用直前にバイアルを冷蔵庫から取り出すこと。
溶解時は泡立つため、注射用水をバイアルの内壁に当てながら緩徐に注入し、10mg製剤の場合は5mL、40mg製剤の場合は20mLの注射用水で2mg/mLの濃度にて溶解すること。
バイアルを緩やかに転倒混和し、泡立ちが生じた場合には、泡が消えるまで約2〜5分間バイアルを静置すること。
体表面積から計算した必要量を5%ブドウ糖液にて希釈すること。
他剤との混注はしないこと。
バイアル中の未使用残液は適切に廃棄すること。
投与経路
必ず静脈内投与とし、皮下、筋肉内には投与しないこと。
**投与時
本剤はレナリドミド及びデキサメタゾン併用(20/27mg/m2投与)時には10分かけて、デキサメタゾン併用(20/56mg/m2投与)時には30分かけて点滴静注し、急速静脈内投与は行わないこと。
その他の注意
ヒトリンパ球を用いたin vitro染色体異常試験において、40ng/mL以上で染色体異常誘発性(構造的染色体異常)を示した。
薬物動態
血漿中濃度
単独投与
10分間点滴静注時
日本人の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に、カルフィルゾミブ15mg/m2、20mg/m2又は20/27mg/m2を10分かけて点滴静注した*ときの1日目と16日目の薬物動態パラメータを以下に示す。また、20mg/m2における1日目と16日目の血漿中濃度推移を以下に示す。血漿中カルフィルゾミブ濃度は点滴静注後速やかに低下し、消失半減期(T1/2)は1時間以内であった。反復投与による蓄積性は認められず、16日目のCmax及びAUClastは用量に比例して増加した。1)
試験日(日):1
投与量:15mg/m2(n=4)
Cmax(ng/mL):1010±99.0
AUClast(ng・hr/mL):212±40.4
T1/2(hr):0.571±0.139
CL(L/hr):119±33.4
Vss(L):13.3±4.64
試験日(日):1
投与量:20mg/m2(n=13)
Cmax(ng/mL):1530±407
AUClast(ng・hr/mL):306±69.9
T1/2(hr):0.706±0.248
CL(L/hr):110±24.4
Vss(L):11.9±4.56
試験日(日):16
投与量:15mg/m2(n=4)
Cmax(ng/mL):1030±453
AUClast(ng・hr/mL):211±81.8
T1/2(hr):0.484±0.0794
CL(L/hr):132±59.2
Vss(L):15.2±7.55
試験日(日):16
投与量:20mg/m2(n=4)
Cmax(ng/mL):1570±125
AUClast(ng・hr/mL):330±64.7
T1/2(hr):0.424±0.169
CL(L/hr):107±28.2
Vss(L):15.1±9.65
試験日(日):16
投与量:27mg/m2(n=6)
Cmax(ng/mL):2300±974
AUClast(ng・hr/mL):436±133
T1/2(hr):0.659±0.172
CL(L/hr):105±26.7
Vss(L):8.50±2.95
平均値±標準偏差
*:15、20mg/m2は1、2、8、9、15、16日目に15又は20mg/m2を1日1回、10分かけて点滴静注した。20/27mg/m2は1、2日目は20mg/m2、8、9、15、16日目は27mg/m2を1日1回、10分かけて点滴静注した。
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
**30分間点滴静注時
日本人の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に、カルフィルゾミブ20/45mg/m2又は20/56mg/m2を30分かけて点滴静注した*ときの1日目と16日目の薬物動態パラメータを以下に示す。また、20mg/m2(1日目)及び56mg/m2(16日目)における血漿中濃度推移を以下に示す。血漿中カルフィルゾミブ濃度は点滴静注後速やかに低下し、消失半減期(T1/2)は1時間以内であった。2)
試験日(日):1
投与量:20mg/m2(n=7)
Cmax(ng/mL):856±155
AUClast(ng・hr/mL):369±50.1
T1/2(hr):0.797±0.319
CL(L/hr):88.8±11.0
Vss(L):15.7±5.41
試験日(日):16
投与量:45mg/m2(n=3)
Cmax(ng/mL):2070±1040
AUClast(ng・hr/mL):790±162
T1/2(hr):0.784±0.119
CL(L/hr):98.8±8.81
Vss(L):20.6±2.80
試験日(日):16
投与量:56mg/m2(n=3)
Cmax(ng/mL):2110±587
AUClast(ng・hr/mL):1040±180
T1/2(hr):0.892±0.132
CL(L/hr):83.6±21.5
Vss(L):13.7±6.09
平均値±標準偏差
*:20/45、20/56mg/m2は1、2日目は20mg/m2、8、9、15、16日目は45又は56mg/m2を1日1回、30分かけて点滴静注した。
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用投与
日本人の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に、カルフィルゾミブを1、2日目は20mg/m2、8、9、15、16日目は27mg/m2で1日1回、10分かけて点滴静注し、レナリドミド25mgを1〜21日目に経口投与し、デキサメタゾン40mgを1、8、15、22日目に経口又は静脈内投与したとき、カルフィルゾミブの1日目と16日目の血漿中濃度推移及び薬物動態パラメータを以下に示す。薬物動態パラメータの値は単独投与時と同様であった。3)
試験日(日):1
投与量:20mg/m2(n=11)
Cmax(ng/mL):1540±391
AUClast(ng・hr/mL):326±73.5
T1/2(hr):0.580±0.260
CL(L/hr):102±27.3
Vss(L):10.9±4.39
試験日(日):16
投与量:27mg/m2(n=9)
Cmax(ng/mL):2030±282
AUClast(ng・hr/mL):444±56.0
T1/2(hr):0.740±0.272
CL(L/hr):98.8±16.1
Vss(L):11.7±5.40
平均値±標準偏差
分布
カルフィルゾミブのヒト血漿中蛋白結合率は96.9〜97.3%、ヒト血液/血漿中濃度比は0.408〜0.621であった(in vitro)。
代謝
カルフィルゾミブの主な代謝経路はエポキシド及びペプチド結合の加水分解であり、CYPの関与は少ない。
排泄(参考:外国人でのデータ)
固形がん患者(15例)にカルフィルゾミブ27mg/m2を点滴静注したとき、未変化体の尿中への排泄は投与量の1%未満であった。投与量の約30%がペプチド結合の開裂した代謝物であるM14及びM15として尿中に排泄された。未変化体及び代謝物の糞中への排泄は1%未満であった。
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
腎機能障害患者(参考:外国人でのデータ)
正常腎機能(Ccr:>80mL/分、8例)、軽度腎機能障害(Ccr:50〜80mL/分、9例)、中等度腎機能障害(Ccr:30〜<50mL/分、5例)、重度腎機能障害(Ccr:<30mL/分、5例)、血液透析が必要な腎機能障害(8例)を有する多発性骨髄腫患者にカルフィルゾミブ15mg/m2を点滴静注したとき、カルフィルゾミブのCmax及びAUCは腎機能低下の影響を受けなかった。ペプチド結合の開裂した代謝物であるM14及びM15のAUCは腎機能障害の重症度に応じて上昇した。
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
**正常腎機能(Ccr:≧75mL/分、13例)、血液透析が必要な腎機能障害(10例)を有する多発性骨髄腫患者にカルフィルゾミブ20mg/m2、27mg/m2又は56mg/m2を30分かけて点滴静注したとき、正常腎機能患者と比較して、血液透析が必要な腎機能障害患者におけるAUClastは約33〜40%高値を示したものの、腎機能障害によるAUClastの上昇は概ね変動係数(24.8〜143.9%)の範囲内であった。ペプチド結合の開裂した代謝物であるM14及びM15のAUCは腎機能障害患者において上昇した。
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
肝機能障害患者(参考:外国人でのデータ)
正常肝機能、軽度、中等度、重度肝機能障害*を有する進行性悪性腫瘍患者に28日間を1サイクルとし、1サイクル目の1、2日目は20mg/m2、8、9、15及び16日目は27mg/m2、2サイクル目の1、2、8、9、15及び16日目は56mg/m2を30分かけて点滴静注したときの1サイクル目の16日目及び2サイクル目の1日目における薬物動態パラメータを以下に示す。正常肝機能患者と比較して、軽度及び中等度肝機能障害患者におけるAUClastは、それぞれ約40〜44及び5.5〜23%高値を示したものの、肝機能障害によるAUClastの上昇は概ね変動係数(33.1〜100.5%)の範囲内であり、肝機能障害の重症度に応じたAUClastの上昇は認められなかった。なお、重度肝機能障害を有する患者は4名組入れられたが、敗血症性ショック(1例)、多臓器不全(1例)、急性肝不全(1例)による死亡、及び急性腎不全による本剤の投与中止(1例)(4例とも本剤との因果関係は否定された)により薬物動態解析のための採血を実施することはできず、重度肝機能障害患者の組入れを中止した。
*:NCI-ODWG(National Cancer Institute - Organ Dysfunction Working Group)基準による分類
試験日(日):(第1サイクル)16
投与量:27mg/m2
肝機能:正常(n=10)
Cmax(ng/mL):1090±796
AUClast(ng・hr/mL):405±164
試験日(日):(第1サイクル)16
投与量:27mg/m2
肝機能:軽度(n=14)
Cmax(ng/mL):1424±700
AUClast(ng・hr/mL):584±227
試験日(日):(第1サイクル)16
投与量:27mg/m2
肝機能:中等度(n=9)
Cmax(ng/mL):1107±503
AUClast(ng・hr/mL):500±170
試験日(日):(第2サイクル)1
投与量:56mg/m2
肝機能:正常(n=8)
Cmax(ng/mL):2055±1029
AUClast(ng・hr/mL):951±546
試験日(日):(第2サイクル)1
投与量:56mg/m2
肝機能:軽度(n=8)
Cmax(ng/mL):3190±1818
AUClast(ng・hr/mL):1328±852
試験日(日):(第2サイクル)1
投与量:56mg/m2
肝機能:中等度(n=5)
Cmax(ng/mL):2308±1102
AUClast(ng・hr/mL):1003±470
平均値± 標準偏差
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
薬物相互作用
カルフィルゾミブはCYP3Aを阻害し、Ki値は1.7μmol/Lであった。その他のCYP分子種(CYP1A2、2C8、2C9、2C19及び2D6)を阻害せず、CYP1A2及び3Aを誘導しなかった(in vitro)。
固形がん患者(17例)にCYP3Aの基質であるミダゾラム2mgとカルフィルゾミブ27mg/m2を併用投与したとき、カルフィルゾミブはミダゾラムの薬物動態に影響を及ぼさなかった。(参考:外国人でのデータ)
(注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。(「用法・用量」の項参照)
臨床成績
レナリドミド及びデキサメタゾン併用
国内第I相試験(ONO-7057-05試験)3)
前治療歴が1回以上の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者26例に、本剤注1)、レナリドミド注2)及びデキサメタゾン注3)を併用投与した。奏効率は、88.5%[90%信頼区間:72.8〜96.8%](完全奏効1例、最良部分奏効5例、部分奏効17例(国際骨髄腫ワーキンググループ基準に基づく治験責任医師判定))であった。なお、事前に設定した閾値は66.7%であった。
海外第III相試験(PX-171-009試験)4)
前治療歴が1〜3回の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者注4)792例(各群396例)に対して、レナリドミド注2)及びデキサメタゾン注3)の併用(Ldレジメン)とLdレジメンに本剤注1)を上乗せしたCLdレジメンを比較した。主要評価項目である無増悪生存期間の結果(中央値[95%信頼区間])は、CLd群で26.3[23.3〜30.5]ヵ月、Ld群で17.6[15.0〜20.6]ヵ月であり、Ld群に対してCLd群で統計学的に有意な延長を示した(ハザード比0.69[95%信頼区間:0.57〜0.83]、p<0.0001[層別log-rank検定]、2014年6月16日データカットオフ)
また、副次評価項目である全生存期間の中間解析結果(中央値)は、CLd群、Ld群いずれも未到達であり、統計学的に有意な延長は認められていない(ハザード比0.787[95%信頼区間:0.628〜0.985]、p=0.0182[層別log-rank検定]、2014年6月16日データカットオフ)。
注1)本剤の用法・用量:28日間を1サイクルとし、1日1回、1、2、8、9、15、16 日目に点滴静注した。投与量は、1サイクル目の1、2日目のみ20mg/m2(体表面積)、それ以降は27mg/m2(体表面積)で点滴静注し12サイクルまで繰り返した。13サイクル目以降は、27mg/m2を1日1回、1、2、15、16日目に点滴静注した。なお、18サイクルを超える投与は許容されなかった。
注2)レナリドミドの用法・用量:28日間を1サイクルとし、25mgを1日1回、21日間経口投与した。
注3)デキサメタゾンの用法・用量:28日間を1サイクルとし、40mgを1日1回、1、8、15、22日目に経口投与した。デキサメタゾンの投与日が本剤と同日の場合、本剤投与の4時間〜30分前に投与した。
なお、国内第I相試験(ONO-7057-05試験)では、第1サイクルのカルフィルゾミブの投与日のうち、デキサメタゾン40mgを投与しない投与日については、カルフィルゾミブの投与前にデキサメタゾン4mgを経口又は静脈内投与した。また、第1サイクルにカルフィルゾミブに関連する発熱、悪寒、寒気又は息切れなどが認められた場合は、原則としてデキサメタゾン4mgの投与を第2サイクル以降も継続することとし、第2サイクル以降で、デキサメタゾンを使用していない間にこれらの症状が発現した場合は、原則としてデキサメタゾン4mgの投与を再開することとした。
注4)(1)ボルテゾミブによる治療中に疾患進行が認められた患者、(2)レナリドミド及びデキサメタゾンの併用投与による治療開始後3ヵ月以内に疾患進行が認められた患者並びに(3)レナリドミド及びデキサメタゾンの併用投与による直近の治療中に疾患進行が認められた患者は除外された。
**デキサメタゾン併用
国際共同第III相試験(2011-003試験)5)
前治療歴が1〜3回の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者注1)929例(日本人患者44例を含む。Cd群464例、Bd群465例)に対して、ボルテゾミブ注2)及びデキサメタゾン注3)の併用(Bdレジメン)と本剤注4)及びデキサメタゾン注5)の併用(Cdレジメン)を比較した。主要評価項目である無増悪生存期間の結果(中央値[95%信頼区間])は、Cd群で18.7[15.6〜NE注6)]ヵ月、Bd群で9.4[8.4〜10.4]ヵ月であり、Bd群に対してCd群で統計学的に有意な延長を示した(ハザード比0.53[95%信頼区間:0.437〜0.651]、p<0.0001[層別log-rank検定]、2014年11月10日データカットオフ)。
また、副次評価項目である全生存期間の中間解析結果(中央値)は、Cd群で未到達、Bd群で24.3[24.34〜NE注6)]ヵ月であり、統計学的に有意な延長は認められていない(ハザード比0.786[95%信頼区間:0.575〜1.075]、p=0.065[層別log-rank検定]、2014年11月10日データカットオフ)。
注1)(1)ボルテゾミブによる治療中に奏効が認められなかった患者、(2)ボルテゾミブによる治療に不耐容であった患者並びに(3)ボルテゾミブの最終投与から治験薬の初回投与までの期間が6ヵ月未満の患者は除外された。
注2)ボルテゾミブの用法・用量:21日間を1サイクルとし、1.3mg/m2(体表面積)を1日1回、1、4、8、11日目に静脈内又は皮下投与した。
注3)デキサメタゾンの用法・用量:21日間を1サイクルとし、20mgを1日1回、1、2、4、5、8、9、11、12日目に経口投与した。デキサメタゾンの投与日がボルテゾミブと同日の場合、ボルテゾミブ投与の4時間〜30分前に投与した。
注4)本剤の用法・用量:28日間を1サイクルとし、1日1回、1、2、8、9、15、16日目に点滴静注した。投与量は、1サイクル目の1、2日目のみ20mg/m2(体表面積)、それ以降は56mg/m2(体表面積)で点滴静注した。
注5)デキサメタゾンの用法・用量:28日間を1サイクルとし、20mgを1日1回、1、2、8、9、15、16、22、23日目に経口投与した。デキサメタゾンの投与日が本剤と同日の場合、本剤投与の4時間〜30分前に投与した。
注6)NEは推定不能
薬効薬理
作用機序
カルフィルゾミブは、プロテアソームのキモトリプシン様活性を阻害することにより、腫瘍細胞のアポトーシスを誘導し、腫瘍の増殖を抑制する。6〜8)
抗腫瘍効果
カルフィルゾミブは、in vitro試験において、ヒト多発性骨髄腫由来MM.1S及びRPMI-8226細胞株の増殖を抑制した。また、デキサメタゾンに耐性となったMM.1S及びメルファランに耐性となったRPMI-8226細胞株の増殖を抑制した。6〜8)
カルフィルゾミブは、MM.1S細胞株を皮下移植した免疫不全マウスにおいて、腫瘍の増殖を抑制した。9)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
カルフィルゾミブ(Carfilzomib)
化学名
N-{(2S)-2-[(Morpholin-4-ylacetyl)amino]-4-phenyl-butanoyl}-L-leucyl-L-phenylalanin-N-{(2S)-4-methyl-1-[(2R)-2-methyloxiran-2-yl]-1-oxopentan-2-yl}amide
構造式
分子式
C40H57N5O7
分子量
719.91
性状
本品は白色〜灰白色の固体であり、N-メチル-2-ピロリドン、N,N-ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドに溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けやすく、アセトニトリル又は2-プロパノールにやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
承認条件
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
国内での治験症例が極めて限られていることから、製造販売後、一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は、全症例を対象に使用成績調査を実施することにより、本剤使用患者の背景情報を把握するとともに、本剤の安全性及び有効性に関するデータを早期に収集し、本剤の適正使用に必要な措置を講じること。
包装
カイプロリス点滴静注用10mg:1バイアル
カイプロリス点滴静注用40mg:1バイアル
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売
小野薬品工業株式会社
大阪市中央区久太郎町1丁目8番2号
提携
AMGEN