通用中文 | 帕滨芙普 | 通用外文 | Pabinafusp Alfa |
品牌中文 | 品牌外文 | Izcargo | |
其他名称 | |||
公司 | JCR(JCR) | 产地 | 日本(Japan) |
含量 | 10mg | 包装 | 1支/盒 |
剂型给药 | 静脉注射 | 储存 | 2度-8度(冰箱冷藏,禁止冷冻) |
适用范围 | 用于治疗黏多糖贮积症II型(MPS II,又名亨特综合征) |
通用中文 | 帕滨芙普 |
通用外文 | Pabinafusp Alfa |
品牌中文 | |
品牌外文 | Izcargo |
其他名称 | |
公司 | JCR(JCR) |
产地 | 日本(Japan) |
含量 | 10mg |
包装 | 1支/盒 |
剂型给药 | 静脉注射 |
储存 | 2度-8度(冰箱冷藏,禁止冷冻) |
适用范围 | 用于治疗黏多糖贮积症II型(MPS II,又名亨特综合征) |
2021年 3月作成 ( 第1版 ) |
本剤の成分に対しアナフィラキシーショックの既往歴のある患者[8.1 参照],[8.2 参照],[11.1.1 参照]
ムコ多糖症Ⅱ型
中枢神経系症状の改善又は進行の抑制が必要と考えられる患者に対して投与を検討すること。
通常、パビナフスプ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり2.0mgを週1回、点滴静注する。
日局注射用水で溶解し、日局生理食塩液で希釈した後に投与すること。infusion reactionが発現するおそれがあるため、初回投与の際は、8mL/時を目安に投与を開始すること。患者の忍容性が十分に確認された場合、徐々に速めてもよい。
ただし、いずれの場合も、投与速度は33mL/時を超えないこと。[1.1 参照],[1.2 参照],[8.1 参照],[8.2 参照][11.1.1 参照],[14.1.1 参照]
国内第Ⅰ/Ⅱ相試験において、6歳以上のムコ多糖症Ⅱ型患者6例に、本剤2.0mg/kgを週1回、計4回静脈内反復投与を行ったときの薬物動態パラメータを表1に示す。1)
表1 6歳以上のムコ多糖症Ⅱ型患者における本剤初回投与時及び3週後(4回目投与時)の薬物動態パラメータ
|
初回投与時 |
3週後 |
||
例数 |
平均値±標準偏差 |
例数 |
平均値±標準偏差 |
|
Cmax |
6 |
11338.3±6838.9 |
6 |
13083.3±9906.6 |
tmax |
6 |
3.275±0.250 |
6 |
3.200±0.226 |
AUC0-t |
6 |
37473.8±13580.8 |
6 |
39186.9±19294.9 |
t1/2(h) |
3 |
4.099±0.513 |
2 |
4.482±1.085 |
Vd(L) |
5 |
9.272±5.510 |
5 |
9.416±8.937 |
CL(L/h) |
5 |
1.984±0.355 |
5 |
2.107±0.722 |
国内第Ⅱ/Ⅲ相試験において、ムコ多糖症Ⅱ型患者28例に、本剤2.0mg/kgを週1回、52週間、点滴静脈内投与を行った。各投与の終了時刻から4時間以内に脳脊髄液(CSF)を採取し薬物濃度を測定した結果、投与25週後には1例(1.44ng/mL)、52週後では2例(1.47及び3.10ng/mL)においてパビナフスプ アルファが検出された。1)
ムコ多糖症Ⅱ型患者(28例、1~26歳)を対象とした非盲検非対照試験を実施した。本剤2.0mg/kgを週1回、52週間(1例は14週後投与まで)点滴静脈内投与を行った結果、CSF中ヘパラン硫酸(HS)濃度及びデルマタン硫酸(DS)濃度それぞれの各検査時期における測定値の要約統計量は、表2のとおりであった。2)
表2 脳脊髄液中HS濃度及びDS濃度の要約統計量
|
週 |
例数 |
平均値±標準偏差 |
HS |
Baseline |
28 |
5948±2611 |
25 |
27 |
2358±1024 |
|
52 |
22 |
2139±968.1 |
|
DS |
Baseline |
28 |
1174±417.6 |
25 |
27 |
685.4±241.6 |
|
52 |
22 |
593.4±277.7 |
また、イデュルスルファーゼ(遺伝子組換え)による治療歴の有無別の、血清中HS濃度及びDS濃度のそれぞれの各検査時期における測定値の要約統計量は表3のとおりであった。
表3 血清中HS濃度及びDS濃度の要約統計量
|
週* |
イデュルスルファーゼによる治療歴あり |
イデュルスルファーゼによる治療歴なし |
||
例数 |
平均値±標準偏差 |
例数 |
平均値±標準偏差 |
||
HS |
Baseline |
25 |
847.0±631.1 |
3 |
4997±1766 |
26 |
24 |
539.0±241.9 |
3 |
1102±527.3 |
|
52 |
24 |
507.2±276.8 |
3 |
965.0±473.4 |
|
DS |
Baseline |
25 |
937.1±452.7 |
3 |
4843±2141 |
26 |
24 |
1061±473.7 |
3 |
1669±892.6 |
|
52 |
24 |
959.4±443.7 |
3 |
1427±733.8 |
|
*Baseline:本剤投与開始前2週、1週、初回投与時の値の平均 |
---|
副作用発現頻度は53.6%(15/28例)であった。主な副作用(2例以上に発現)は、発熱39.3%(11/28例)、蕁麻疹10.7%(3/28例)、悪寒7.1%(2/28例)であった。
本剤は、末梢組織・臓器では、主にカチオン非依存性マンノース-6-リン酸受容体とトランスフェリン受容体1(TfR)を介して細胞内に取り込まれた後、ライソゾームへ運ばれ、蓄積したGAGを分解する。また、TfRを介したトランスサイトーシス3) によって血液脳関門(BBB)を通過し、脳実質の細胞についても、末梢組織と同様にカチオン非依存性マンノース-6-リン酸受容体とTfRを介して取り込まれた後、蓄積したGAGを分解する。
本剤をムコ多糖症Ⅱ型モデルマウス4) に反復静脈内投与した結果、CSF、脳、血清、心臓、肝臓及び脾臓中のGAGの減少が認められた。また、中枢神経変性の抑制効果及びモリス型水迷路課題の獲得能の改善が認められた。
パビナフスプ アルファ(遺伝子組換え)
Pabinafusp Alfa(Genetical Recombination)
パビナフスプ アルファは、ヒト化抗ヒトトランスフェリン受容体モノクローナル抗体及びヒトイズロン酸-2-スルファターゼからなる遺伝子組換え融合糖タンパク質(分子量:約300,000)である。パビナフスプ アルファは、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。パビナフスプ アルファは、219個のアミノ酸残基からなるA鎖2本と、975個のアミノ酸残基からなるB鎖2本からなる。そのA鎖は、抗ヒトトランスフェリン受容体抗体のL鎖(κ鎖)からなり、またそのB鎖の1~448、449~450、及び451~975番目は、それぞれ抗ヒトトランスフェリン受容体抗体のH鎖(γ1鎖)、リンカー及びヒトイズロン酸-2-スルファターゼからなる。
外箱開封後は遮光して保存すること。
イズカーゴ点滴静注用10mg[1バイアル]
JCRファーマ株式会社
〒659-0021 兵庫県芦屋市春日町3番19号
TEL:0800-100-8100
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